今回は
「技能実習生」
についてです!!
皆さんは、技能実習生とうものをご存知でしょうか?
知らない方のために簡単に説明していきます!
<技能実習生とは?>
発展途上国に向けて日本の技術移転。
そのために、研修という形で派遣し労働をし
研修期間が終わると国へ帰っていく。
これが一連の流れです!!
私の勤務している会社にも「技能実習生」がいます!!
私の会社には60名ほど在籍しています。
そこで日本の技能実習生の問題について詳しく調べてみました!
・給料が少ない
基本的には、「研修」という形で労働をしているため
給料が少なくなっています。
日本では時給300円で労働をさせており問題になったり
給料の支払いがされていなかったりなどの問題がありました。
・時間外労働
会社の支払う賃金が少ないにも関わらず、労働力としては
有能な彼らは、都合のいいように会社に使われることが多いようです。
過重に時間外労働をかせられて問題になっているようです。
・研修内容外の仕事をさせる
最近ニュースにもなりましたが、研修内容ととして最初に決められた
内容以外に
危険な作業や日本人がやりたがらない仕事をさせるなどの
問題が起こっているようです。
ここからは、私が技能実習生とともに仕事をしていて感じることを
お話します!!
・技能実習生の私生活
基本的には住む場所に関しては、会社が契約したアパートで生活しています。
もちろん、家賃として一部給料から差し引かれているようです。
基本給は、12万から13万ほど・・・
基本的な生活費を除いてなのでまずまずといったところかと思います。
お金の使い方を聞いてみると・・・
国に送っているということが多いようです。
一番送っている子で、10万ほど国に送り月2万ほどで生活しているという子もいました。
考え方によっては、技能実習生という名の「出稼ぎ」といった考えの子もいるようです。
また、一番困ってしますのは・・・
生活で困ったことを相談できる人が近くにいない場合です。
技能実習生に来る子は、専用の試験を受けているため言葉が話せない
とういわけではありません。
しかし、身近に通訳ができる人もいないため困ったことをすぐに報告・解決する
手段が整っていないとういのも現実です。
「携帯が壊れてしまって、連絡の手段がない」
「アパートの故障を報告できない」
「気づかないうちに日本のマナーを破ってしまっている」
など、様々な問題があるようです。
国が違えばすべて違う世の中です。
これを改善するためには、必ず通訳者が一人は必要になると感じました。
私の会社でも、半年ほど前から組合から通訳者が常に一人は在住する形に
なりました。
これで少しは安心ですね。。。
この方が見えるまでは、仕事外で困っていることは無いか聞いて良く対応したものです(笑)
勝手に自分でやっていたことですが。
携帯が壊れている子の修理に連れて行ったり、自転車のパンクを直しに行ったりもしました。
しかし、通訳者がいるといっても会社には近隣の方からのクレームがくるようで・・・
「部屋がうるさいからなんとかしろ」
「自転車の止め方が汚い」
「アパートの外で立小便している奴がいる」
などなど・・・
国が違いルールも変わると、なかなか大変な部分も多いようです。
・コミュニケーションの取り方
基本的に検定を合格している子が技能実習生として派遣されています。
しかし、日本語が完璧にわかるとういわけではないため
言葉でのコミュニケーションが難しい場合もあります。
しかし、こちらも仕事の指示を出さなくてはなりません。
「ジェスチャーを使い理解してもらう」
「日本語の優秀な実習生に通訳をしてもらう」
「一度見本を見せて同じように作業させる」
など原始的な方法で日々取り組んでいます。
また、仕事への鬱憤は日本人と同じでたまっていきます。
しかし、直接日本人に伝えたくてもなかなか伝わらない。
そして、こちらも理解しきってあげることができない。
そこから、実習生同士の会話で陰口らしきものが発生。
指示を聞かなくなったり、会社への出勤率が悪くなったり。。。
是非現場にも、通訳の方の在籍をお願いしたいものです。
・時間外労働
こちらは法律も改定されて日本人と同じように45時間以内とうい
決まりが出来ました。
しかし、実習生の中に残業をしたい子としたくない子。
暇な時は残業が少ないと文句を言い。
忙しいと帰らせと文句を言う。
基本的な考えは日本人と変わらないようです。。。
会社からするとなるべく人件費を抑えるために「実習生」
に労働をさせたい。
そんな、各個人の意見が混沌としているのが現状。
しかし、過重労働は誰しも嫌なことです。
しっかり、セクション分けを行い仕事の割り振り
また、個人のメンタルヘルスを行っていくことが重要です。
<一緒に働いてわかったこと>
国は違えと、人として良い人か悪い人かは言葉が伝わらなくても
理解できるようです。
一緒に仕事をしていると、自分のこれまでの行いから彼らの反応も
変わっていきます。
楽しく仕事がしたいという思いや、手伝ってほしい時など
言葉が無くても助けてくれる時が多くあります。
問題や山積みですが、人として関わることに違いはない。
これからも「技能実習生」たちと協力して頑張っていこと思います!!